こんにちは、共働き医者夫婦の夫のたぬきやです。
今回のテーマは「医者夫婦のキャリアとライフイベントのバランス」です。
↓の記事で、私が妻にプロポーズした経緯に関して紹介しました。
医者夫婦が結婚を決めた瞬間シチュエーションはともかくとしてプロポーズは無事成功しましたが、結婚生活を開始するにあたり話し合ったことがたくさんあります。
そこで今回は結婚前の話し合いの中で特に大切な話題だと思った「医者夫婦のキャリア形成とライフイベント」について紹介したいと思います。
医者夫婦であれば避けては通れない話題だと思いますので、ぜひご覧ください。
留学中止!?夫婦の間でキャリアへの考え方が違う場合はどうする?
医者夫婦にとってお互いのキャリア形成は悩ましいポイントの1つですよね。
医局への所属や大学院進学など、医者には人生の岐路となり得る選択肢がいくつかありますが、その中の1つとして留学があります。
私自身は海外生活にあまり抵抗がなく、将来は留学するのもいいかなぁとぼんやり考えていましたが、妻の考えは少し違ったようです。
たぬきや
この時の私に足りなかったものは「医者夫婦としてのキャリア形成」という視点でした。
将来のキャリアに関して結婚前は自分1人のことだけ考えればよかった訳ですが、結婚後は当たり前ですが家族全体に関わる問題になります。
特に大学院や留学は、ライフスタイルの変化に加え世帯収入や学費などの経済的な面にも関わってくるため、パートナーを始めとした家族の理解と協力が不可欠だと思います。
例えば私達の場合、妻は専門医取得後に妊娠・出産をしたいという希望があり、裏を返せば専門医取得までは妻は医師としての安定した収入が見込めるものの、それ以降は不安定になる可能性があるという状況でした。
こうしたことを含めて妻と話し合った結果、妻の専門医取得までの期間で私は大学院に進学することとし、現在私は大学院で研究を行っています。
このように「医者夫婦としてのキャリア形成」という視点を結婚前に持つことが出来たことで、結婚後も夫婦のキャリアに関して日常的に話し合うようになりました。
そして現在では、お互いのキャリア形成のために協力し合える関係を築けているように思います。
ライフイベントをどう考えているか?
出産や子育てなどのライフイベントに関しても、結婚前にお互いの考えを確認しておくことは大切だと思います。
このように私達の場合は出産や子育てに関する考えは幸いにも一致しましたが、いざ話し合ってみると考えが合わないケースもあると思います。
重大なライフイベントに関する考え方の違いは簡単に埋まらない場合もあり、お互いが納得いく結論を出すには長い時間がかかる可能性もあります。
よって結婚前にこの点に関して相手に確認することは、もしお互いの考え方が違った場合に話し合う時間を確保する観点からも大切なのではないかと思います。
ライフイベントとキャリア形成のバランスに関して悩むことは、医師夫婦にとってのいわば宿命なのかもしれません。
ただどちらも簡単に答えが出る問題ではないからこそ、結婚後の話し合いの土台として結婚前にお互いの考えを確認しておくことが大切なのではないでしょうか。
最後に
如何でしたでしょうか?
医者夫婦にとってキャリア形成と日常生活の両立は容易でないと思います。
ただ折角夫婦になれた訳ですから、協力し支え合える関係を築いていけたら素敵ですよね。