こんにちは!内科×小児科の共働き医者夫婦の夫(内科)のたぬきやです。
今回の記事のテーマは「共働き医者夫婦の対等な夫婦関係」についてです。
↓の記事の中でも書いていますが私達夫婦は完全に対等です。
医者同士で結婚して良かった2つの点を共働き医者夫婦が紹介します
↑の記事で私達が対等な理由としてお互いの性格や考え方による部分もあるが、夫婦で同じ職業であることも理由かもしれないという話をしました。
しかしこの記事を読んで「夫婦で対等って具体的にはどういうこと?」と疑問に思われた方がいらっしゃったかもしれません。
そこで今回の記事では、夫婦生活において私が「対等だな」と感じる3つの点に関して紹介したいと思います。
またその関係を築くにあたり気づいたことや失敗談(主に私の失敗ですが)を、ありのまま書きたいと思います(笑)。
これから結婚される方も、既に結婚されている方も「こういう関係の夫婦がいるんだなあ」と参考にしてもらえれば嬉しいです。
では早速紹介していきます。
子作りで危うく喧嘩…対等なキャリア形成とは
出産、育児などのライフイベントとキャリア形成のバランスは共働き夫婦にとって悩ましい問題ですよね。
下積みとして集中的に仕事の修行が必要な期間とライフイベントは被ってしまうことが多く、私の周りでも両立に苦労している医者は多いように思います。
恥ずかしい話ですが、私は“結婚したらすぐに子どもを作った方が良い”と自分一人で勝手に思っていた時期がありました。
そのために危うく喧嘩になりかけた会話を紹介します。
ちなみに、会話中の()は私の心の声だと思ってください(笑)
たぬきや
たぬこ
たぬきや
たぬこ
たぬきや
詳しく話を聞くと、妻は“専門医を取ってから子育てをしたい”という明確なビジョンがありました。
専門医取得はトレーニングの1つの区切りになるし、専門医であればアルバイトや職場復帰がしやすくなるからだそうです。
その後私達は改めてキャリアと子作りについて話し合いました。
そして話し合いの結果、子作りは妻の専門医取得後になりました。
ただデリケートな話題ですが、年齢や子どもの予定人数によって専門医取得までの数年間が貴重な時間になる可能性もあります。
よってこの選択をするに当たり、私達夫婦は結婚後にブライダルチェックをしました。
これ以来、私は自分のキャリアと妻のキャリアを同じくらい大切に思うようになりました。
また大事な選択は2人で話し合って決めるという大切なルールを再確認する事ができました。
「主婦」でも「主夫」でもOK…柔軟な役割分担
「キャリアの話で女性=子育てを前提にしているようだけど、その時点で夫婦対等って言えるのかな?」
このように思った方がいらっしゃるかもしれません。
妻が仕事好きでやり甲斐を感じていることを私は結婚前から何となく分かってました。
また私は元々家事が苦ではない上に子供が好きで、子供が生まれたら積極的に子育てをしたいと思っていました。
そこでキャリアの話をしたときに実はこんな会話もしています。
たぬきや
たぬこ
たぬきや
たぬこ
子供が生まれたら私と妻の考えが変わる可能性も十分にあります。
そこで私達は、子供が生まれたら交代で育児休暇をとってお互い「シュフ」を経験することにしました。
その上でお互いの役割を話し合いで決定したいと思います。
「男性は仕事、女性は家事育児」という観念に縛られることなく、お互いが納得の上で私達に合った役割分担を決めていけたらと思っています。
日常生活でもお互いを尊重する
ここまでキャリアや日常生活においての対等な面についてご紹介してきました。
ただ振り返ってみると、私と妻は付き合っている時からあらゆる面で対等でした。
例えば交際中のデート費用も完全に折半でした。
それは付き合った当初にこんな会話があったからです。
たぬきや
冗談はさておき交際中から対等な関係だったので、結婚した時にこの関係を続けていこうねと話をしました。
よってお互い対等で相手を尊重し合う意識を共有できています。
具体的には、「夫なのに」「男のくせに」とか「妻として」などの言葉はお互いに口が裂けても言いません。
家事も気づいた方が進んで行い、お互い「ありがとう」は欠かさず言うようにしています
対等なパートナーとしてこれからも妻と健全な関係を築いていければと思っています。
この記事のまとめ
- お互いのキャリアを大切に考え、大事な選択は2人で話し合って決める。
- 固定観念に囚われずに仕事や家事の役割分担は柔軟に決める。
- 日常生活においても対等なパートナー関係を維持する。
如何でしたでしょうか?
既に結婚されている方はどのような夫婦関係を築いてらっしゃいますか?
今後も私の失敗談を基にした記事をたくさん書いていきますので、これから結婚という方は私を反面教師にして是非素敵な結婚をしてくださいね(笑)。