共働き医者夫婦の夫(内科医)のたぬきやです。
妻とは同じ病院で研修医の同期だった関係で知り合い交際を経て結婚しました。
「知り合って」→「一定の感情を持ち」→「付き合って」→「結婚」という過程は通常のカップルと全く変わりません(当たり前ですが)。
ただいざ結婚してみると、“医者同士の夫婦だからこそ”の仕事面や家庭面の特徴(良いことも厳しいことも含めて)があることを感じています。
そこで今回は結婚して妻の職業が医者で良かったと感じる2つの点を書いてみたいと思います。
勿論医者の共働きですので、休日の日当直やアルバイトで1か月に1~2回しか夫婦一緒に休日を過ごせないなどの厳しい面もあります。
ただ今回は医者同士で結婚してよかったなぁという主にプラス面に絞って実体験を交えながら紹介したいと思います。
では早速紹介していきます。
※この記事の読者は医者を想定していますが、何の職種であれ共働き夫婦の方であれば参考になる部分があると思いますので是非読んで頂ければと思います。
お互いの仕事への理解がある
妻は夕食時にその日あった仕事の出来事を話してくれます(私はもっぱら聞き役です(笑))。
もちろん内科と小児科の違いはありますが医者同士なので専門的な内容でもお互い遠慮せずに話ができ、夕食の会話はいつも盛り上がります(笑)。
また急な仕事や学会で予定していた旅行などのイベントをキャンセル(延期)せざるを得ないことは医者であれば誰でも経験があるかと思います。
その時一番負担に思うのは、配偶者へ伝えるこんな瞬間ではないでしょうか?
たぬきや
たぬこ
たぬきや
たぬこ
たぬきや
実は結婚してから何度かこういう場面がありました。
しかし妻からはこんな感じで「仕方ないね、仕事頑張って」の一言でおしまいでした。
逆に妻の仕事で延期というパターンもありますが、私も「気にしなくて良いよ、仕事頑張って!」と返事してます。
以上はほんの一例ですが、夫婦が同じ仕事をしていてお互いの仕事の内容や大変さを理解しているという事が夫婦関係に与えるプラス面は大きいように感じています。
対等な夫婦関係を通じて生き方の選択肢が増える
たぬきや
たぬこ
たぬきや
たぬこ
これはある晩の夫婦の会話ですが、ご覧の通り私と妻は完全に対等です。
これはお互いの性格や考え方による部分もあるかと思いますが、お互いの収入差がないという経済的要因からきている面もあるかもしれません。
実は私は仕事以外に家事もしっかりやらないと妻から捨てられてしまうんじゃないか?という危機感がいつもどこかに感じてます(笑)。
冗談はさておき、経済的に対等ということは夫婦の役割分担を柔軟に設定できる大きな要因になり得ます。
例えば夫婦間で収入が大きく違う場合、収入の高い方が長期間子育てに専念するというのは現実的になかなか難しいのではないでしょうか?
その点、私たちの収入はほぼ同じですので、今後子どもが生まれた場合には交代で育児休暇を取ることを現在妻と計画しています。
妻は仕事が好きで小児科医としてキャリアを積みたいと考えており、私としても妻のキャリアは自分のキャリアと同じくらい大事だからです。
ただ妻が出産後に心境が変わり、子育てに専念したいと思う場合には私が働きつづけることも可能です。
あるいはその逆のパターンもあるかもしれません。
このように仕事と家庭や子育てなどの家族の役割分担を柔軟に設定・変更できる点は生き方の選択肢が増えるということに繋がります。
これは医者同士が夫婦であることのメリットだと感じてます。
また自分に万一のことがあっても大丈夫という気楽さもあります。
私は「例え自分に何かあっても妻が何とかしてくれるだろう」と常々思いながら仕事をしております。
実は妻も同じことを考えながら、ある意味気楽に仕事をしているそうです(笑)
特に子どもができると「自分が大黒柱として頑張らなきゃ」「自分に万一のことがあったらどうなるんだろう」という精神的・経済的な負荷が増してきます。
ただ医者同士で結婚する場合、その負担を夫婦で分かち合えるという面があると思います。
最後に
- お互いの仕事への理解がある
- 対等な夫婦関係を通じて人生の選択肢が増える
いかがでしたでしょうか?
既に医者同士で結婚しているという方は夫婦生活のよさをどのように感じていらっしゃいますか?
今回のエピソードがこれから結婚を考えている皆さまの参考になれば幸いです。
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